メガで働く人たち
日本とインドの
懸け橋となるスペシャリスト
ツアーオペレーター

株式会社メガ・グローバル・パートナーズ

中途入社1年目

インド人の日本旅行=日本人のヨーロッパ旅行!

昨年の新規立ち上げから関わらせていただき現在でちょうど1年ほど。この事業は、海外、主にインドから来日される旅行客の、滞在時に必要となる各手配を行っています。中でも私は、俗に言うパッケージツアーを担当しています。体制としては、私たちと現地の旅行会社が提携して行っています。先方からざっくりとしたツアープランのリクエストが来るので、それに合わせてホテルやレストランの予約、タイムスケジュールの設定などを行うことが私自身の主な仕事内容です。滞在時には旅行の進捗管理にも携わります。つまりは、関係各社とコミュニケーションを密にとりながら、お客さまに快適な旅をお届けする役割ですね。現地の会社とは英語でのメールのやりとりもあり、四苦八苦しながら日々なんとかこなしています。さらにはホテルなどとの価格交渉、損益分岐点の管理など業務は多岐に渡ります。

団体の1グループは15人くらいから、ときには100人を超えることも。ツアーは7~10日前後が多く、イメージで言えば日本人がヨーロッパに行くような感覚でしょうか。インドからは直航便で8時間前後かかり、旅行単価は日本の価値で表すとほぼ100万円以上。ゆえに、お客さまは富裕層だったり「ちょっと背伸びして」という方がほとんどです。お客さまの期待は大きい、ということを常に意識して業務に当たっています。

インドの文化を理解することが大切。

訪日外国人を受け入れる仕事なので、日本の文化を伝えることも大切なのですが、逆に相手の国の文化を理解することも同じくらい重要なんだと、この仕事をして気づきました。訪日外国人の中でも特にインド人を取り扱うのは大変難しいことで、実は大手旅行会社以外は、日本からインドにはほとんど進出していないという状況もあるほどなんです。例えば、時間感覚。ここは世界的には日本が正確すぎる面もあるかもしれませんが、彼らの時間感覚は自由です。出発時間に全員集合していただけないことも多く、それを前提にスケジュールを組まないと大変なことになります。また、食事に関しても毎回頭を悩ませます。私の感覚では、インド人は6割くらいがベジタリアン。さらにその中でもピュアベジタリアンという方は、根菜すら口にしないんです。宗教のこともあり、それらが満足に提供されているレストランは日本にはまだまだ数が少なく、手配には毎回かなり手こずります。宗教のことで言えば、お祈りの時間や場所をその都度確保するなど、異文化の習慣に悩まされるというネタは尽きませんね(笑)。

ただ、これらにできるだけ気を遣って手配することができれば、弊社に対してはもちろん、すなわちこれは「日本」という国への評価につながっています。彼らにとっての日本という国の印象を決めるのは、良くも悪くも私たち。そう思うと、責任感と同時にやりがいのある、素晴らしい仕事だと感じています。

「見ている人は見ている」の声に心を救われた

旅行中にトラブルや難しい対応が予想されれば、私が現地に直接出向くこともあります。空港からバスまでの誘導係だったり、急遽必要になった数十本の飲み水の購入だったり、その内容はさまざまです。ときおりこうした対応が発生するのですが、これはお客さまの声を直接いただけるチャンスでもあります。先日ヘルプに向かった際も、現場は混乱を極めていたのですが、あるお客さまからは「このようなツアーで他の国にいくつも行ってみたけど、日本は本当にできる限り尽くしてくれていると感じる。見ている人は見ているからね。がんばりな、また来るからね!」と言ってもらえたときは、普段の苦労が報われたと思えた瞬間でした。やっぱりサービス業を行っている以上、お客さまに喜んでいただけることが一番の喜びだなぁと再確認しましたね。

立ち上げからまだ1年ほどということもあり、まだまだ手探りなことは多いです。でも、だからこそ自分たちで構築していける面白さはありますし、業界的にももっと飛躍が期待できると思っています。インドからの日本滞在ビザが解禁になって数年、来日観光客を伸ばしていくという国の方針も追い風に。インド自体の人口の伸びを見ても、これからの成長は明らかです。とにかく私たちとしては、まずはインド事業を軌道に乗せ、他の国へも進出していくことをめざしたいと思っています。当面は、対インド人のスペシャリストになることが目標ですね!

プロフィール

昨年立ち上げとなったばかりのインバウンド旅行事業に携わる。主にインド人旅行客の日本観光における各手配を担当。文化の違いから来る諸対応に日々追われながらも「日本の印象を左右する誇り高き仕事」に従事している。